リフォーム

「福井県」古民家リノベーションする場合の肝心なところ!

古民家をリノベーションする上で、

最も肝心なのは屋根と水に関わる事です。

雨漏り・水漏れは木造で作られている古民家の土台をむしばみ、柱などの寿命を縮めます。

雨漏りや水漏れは気付いてから直す場合、作業効率・施工費がとても高くなります。

古民家購入時に、

屋根の雨漏りは点検済みなのか?

水道配管は新しい配管にやり直してあるのか?の確認をお勧めします。

屋根をリフォームする場合

  • 住宅外周に足場を組まなくてはいけない
  • 天候に左右され冬や梅雨の間は作業が出来ない

水回りをリフォームする場合

  • 水が使えない時間がある
  • 水漏れのヵ所によっては露出配管(配管むき出し)の施工方法になり見栄えが悪くなる

このようなことから古民家を購入後、まずは屋根の点検とすべての水回りの点検が必要です。

現状渡しの場合、最悪の場合の費用も考えておきましょう。

当社で古民家リノベーションを行う場合、経年劣化をまず確認する所から始まります。

外観・室内ともになるべく、古民家ならではの雰囲気を残すことも可能ですが、

屋根と水回りは必ず修繕させて頂きます。

古民家リフォーム・リノベーションなぜ水回り・屋根の点検が大事なのか?

屋根はお客様でのチェックは危険ですので我々にお任せいただきたいのですが

水道・給湯配管については簡単にチェックできる方法があります。

水道配管について福井県内では約30年前頃から鉄管(鋼管)を使った水道配管はほとんど見られませんが、

や特にお湯を出すと錆水が出る場合

住宅のどこかに鉄管(鋼管)が使われています。

そして錆が出るという事は、配管の中が錆でつまり内径が細く肉厚が薄くなっており

いつ水漏れしてもおかしくない状況だという事です。

特に気付かないのが、浴槽の下(埋設)されている鉄管(鋼管)に関しては

かなりの確率で腐食が進んで錆びているため水漏れの可能性はとても大きい。

空き家の状態が長く続いていた場合、塩ビ管など腐食しない配管材料を使っていると

錆びないが冬場凍結し、配管にヒビが入ったまま放置されていることなども多くあります。

古民家リフォーム・リノベーション屋根からの雨漏りを直す

屋根に関して、瓦の並び自体がズレていたりすると隙間から雨が染み込み、

瓦を止めてある垂木が腐っている場合が多くあります。

また銅板を葺いてあっても水はけの悪い状態になっていると同様に垂木が腐食し

台風が来た時に瓦が飛んで事故につながる危険性もあります。

屋根からの雨漏りは、少量であっても大規模な工事が必要なことが多く

住宅の外周に足場を組む必要があったり、

福井県の場合、冬は雪が降るのでほとんど作業できない日も多くあります。

瓦を外して、垂木を打ち直し、防水シートを張って瓦を新しく葺きなおす工程は

それなりの日数が掛かります。

店舗などを古民家リノベーションする場合、作業で人の出入りは危険なため

しばらく休業して頂かなければいけない場合も。

お客様の見えない屋根の上なので、一部の補修で良いのに屋根瓦すべてを葺きなおし

高額請求する業者もあります。

当社では、雨漏り箇所や必要最低限な破損個所を写真で撮影し

お客様のご負担にならないよう雨漏りはしっかり修繕させていただきます。

瓦も割れやひびが入っている場合は新調しなければいけませんが

再利用できる場合もあり、下地だけ(垂木や防水シート)のみを新しくして

瓦は再利用することもあります。

今回は、古民家リフォーム・リノベーションをするにあたっての

水に関することがテーマでした!