リフォーム

タンクレストイレについてリフォームのプロが解説!

今、最もリフォームの多いトイレリフォーム。

トイレリフォームは

  • 便器・タンク・ウェシュレット交換のみ
  • 便器・タンク・トイレ・壁・床工事も含めたリフォーム

と、大きく2つに分けることが出来ます。

トイレリフォームで大きな選択と言えば

  • タンク型トイレ
  • タンクレストイレ

このどちらかで迷われる方が多いと思いますので、リフォームのプロとして

どちらがオススメなのかをご紹介します。

タンクレストイレのメリット・デメリット

まず初めにタンクレストイレの仕組みを簡単に。

タンクレストイレとは?

名前の通り従来型の便器の後ろに取り付けていた四角いタンクを無くし、

水道水の圧力(水道直結)で流す仕組みとなっており

タンクに水が貯まるのを待たなくても何度も流せることが特徴です。

さらに、流す水の量が従来型は約13ℓに対して約3.3ℓ程で流せるため

非常に節水です。

タンクレストイレのメリットとデメリット

タンクレストイレの特徴

・節水
・タンクがないためデザインがスマート
・タンクがない為にお掃除がしやすい

この3つがタンク型トイレとの大きな違いです。

タンクレストイレのデメリット

タンクレストイレは水道直結の水の圧力で流すため

マンションの高階層ではそもそもタンクレストイレが設置できない場合があります。

(水道屋さんで水圧を調べてもらえます。)

その他にも

基本的にタンクレストイレには手洗いが付いていない為、

手洗いをトイレ内に別途設置する必要があります。

お分かりでしょうか?

タンクレストイレで便器周りは小さくスッキリしても

手洗いを設置しようと思うとトイレ室内がそれなりに広くないと

少し狭いトイレになってしまいます!

タンク型トイレは便器とウォシュレット便座が別取り付けなのに対して

タンクレストイレの多くがウォシュレット便座が一体型のため(一部モデルのみ分離タイプ)

ウェシュレットが故障した場合、トイレ本体ごとの交換になってしまいます。

タンクレストイレを取り付ける場合、

手洗いを別途設置するスペースと金額を必ず予算に入れておいてくださいね!